看護師が療養型病棟へ転職|仕事の特徴やメリット・デメリット、向いている人、注意点

神父:なぜ療養型病棟を選んだのだ! 看護師:楽だと思ったのです。

療養型病棟へ転職したいという看護師さんは、療養型病棟の仕事の特徴やメリット、デメリット、療養型病棟の仕事に向いている人、療養型病棟に転職する時の求人選びの注意点を知っておく必要があります。

これらのことをきちんと確認しておかないと、あなたの転職は失敗してしまうかもしれません。

看護師は療養型病棟の仕事の特徴を知っておきましょう!

看護師の療養型病棟の仕事の特徴を知っていますか?「療養型病棟」といっても、いまいちピンと来ないかもしれませんね。療養型病棟への転職を考える前に、療養型病棟の仕事の特徴を知っておきましょう。

仕事の特徴1:入院期間が長い

療養型病棟の仕事の特徴として、患者さんの入院期間が長いというものがあります。

療養型病棟は、その名前のとおり「療養するための病棟」です。急性期病棟での積極的な治療は必要ないけれど、まだ治療は続けていく必要があって、自宅に戻ることはできないという患者さんが療養するために入院しています。

療養型病棟に入院している患者さんのほとんどが入院期間が長く、数ヶ月単位、場合によっては1年以上入院している人もいます。

仕事の特徴2:生活の場でもある

療養型病棟の仕事の特徴として、もう一つ大きなものがあります。

療養型病棟の患者さんは入院期間が長いので、病棟が生活の場になるのです。

そのため、患者さんが生活しやすいように、療養型病棟は食堂やデイルームがあったり、病室が急性期病棟よりも広く設計されています。

看護師が療養型病棟に転職するメリットって何?

看護師が療養型病棟に転職するメリットには何があるでしょう?療養型病棟に転職すると、あなたにどんなメリットがあるのか知っておきましょう!

残業時間が少ないというメリット

療養型病棟は基本的に緊急入院はありませんし、急変もあまり多くありません。そのため、残業時間が少ないというメリットがあるんです。残業が少なければ、プライベートの予定を立てやすいので、仕事終わりに「友達とご飯」、「ちょっとショッピング」なんてこともできますよね。

ゆったりしつつも、キャリアアップできるというメリット

療養型病棟は、患者さんが療養する場所です。看護師の業務は、患者さんの日常生活援助などのルーチンワークが中心になりますので、急性期病棟に比べるとゆったりした雰囲気があります。

ゆったりした雰囲気で働きたい看護師にとっては、これは大きなメリットになります。

でも、医療行為をする機会はゼロというわけではありませんので、看護師としてのスキルは維持しつつも、残業が少ない分、資格取得への勉強時間を確保することができます。

一人ひとりと向き合った看護ができるというメリット

療養型病棟の患者さんは、急性期病棟のように「入院してきたと思ったらもう退院」ということにはならず、入院期間が数ヶ月以上になりますので、患者さん一人ひとりとじっくり向き合って、その人に合わせた看護をしていくことができ、そうした看護を実践したい方にとってはメリットです。

看護師が療養型病棟に転職するデメリットは?

看護師が療養型病棟に転職するデメリットは何でしょうか?療養型病棟へ転職する前に、メリットだけではなくデメリットもしっかり押さえておきましょう。

最先端の医療から離れてしまうというデメリット

療養型病棟は、点滴や定期的な採血、痰の吸引などの医療行為はあるものの、急性期病棟で行われているような最先端で高度な医療は行われていないというデメリットがあります。

医療機器や医療器具も一昔前のものが使われていることも珍しくありませんので、大学病院の急性期病棟などで働いていた人にとっては、ちょっと物足りなく思えることがあるかもしれません。

やりがいを感じにくいというデメリット

療養型病棟に入院している患者さんは、「急性期」ではなく「慢性期」の状態ですので日々の変化が少なく、自分が行った看護の成果を感じにくいんです。これも考えようによってはデメリットになります。

そのため、「患者さんを助けた」、「患者さんのためになった」などのやりがいを感じにくいというデメリットがあります。

コミュニケーションが取れない患者さんもいるというデメリット

療養型病棟では、ゆっくりと患者さんと向き合って看護ができるのですが、一人ひとりとしっかりコミュニケーションが取れるとは限りません。

療養型病棟に入院している人の中には、意識がなく寝たきりの患者さんもたくさんいます。

デメリットとまで言えないかもしれませんが、患者さんとゆっくり話しながら看護をしたいと思って転職すると、イメージと現実のギャップに悩むことになるかもしれません。

療養型病棟の仕事に向いている看護師は?

療養型病棟の仕事に向いているのは、こんな看護師さんです。

療養型病棟の仕事に向いている人=急性期病棟は疲れたけど、看護師としてのスキルを落としたくない

急性期病棟でのバタバタと忙しい毎日に疲れてしまった人もいますよね。

でも、「少し休みたいけど、今後の看護師としてのキャリアを考えると休んでいられない」という人は療養型病棟の仕事がピッタリ向いているのです。

療養型病棟は急性期病棟よりもバタバタしていませんし、医療行為は少ないながらもありますので、ゆとりのある中で働きながらも、看護師としてのスキルをある程度維持することができるんです。

療養型病棟の仕事に向いている人=プライベートと仕事を両立させたい

療養型病棟の仕事は、プライベートを大事にしたい看護師に向いています。

療養型病棟は残業が少なく定時に上がれることが多いので、プライベートと仕事を両立させることができるのです。

育児と仕事を両立させやすいので、療養型病棟で働く育児中のママさん看護師もたくさんいます。

療養型病棟の仕事に向いている人=個別性を大切にした看護をしたい

療養型病棟は長期入院の患者さんが多いですので、たとえ意識がなくコミュニケーションが思うように取れなくても、その患者さんのニーズに合わせた個別性のある看護をすることができます。

マニュアルどおりで流れ作業のような看護ではなく、個別性のある看護をしたい人は、療養型病棟の仕事が向いているでしょう。

看護師が療養型病棟への転職を成功させる為の求人選びの注意点って?

看護師が療養型病棟への転職を成功させる秘訣を知っていますか?転職成功の為の求人選びの注意点を確認しておけば、「転職失敗・・・」なんてことはありません。

注意点1:介護士の配置人数をチェック!

まず最初の注意点です。療養型病棟は介護士やケアワーカーを配置していますので、患者さんと介護士の割合をチェックしておきましょう。

介護士さんが多ければ、その分看護師は体位交換やオムツ交換、移動介助などの力仕事をせずに、看護業務に専念することができます。

注意点2:看護師の業務範囲はどこまでかをチェック!

次の注意点は、業務範囲についてです。介護士さんがいても、看護師も体位交換やオムツ交換、食事介助などを積極的にやらなければいけないところもありますし、基本的にそのような仕事は介護士さんに任せるというところもあります。

力仕事がどのくらいあるかは、仕事を長く続けていけるかどうかに大きく関わってきますよね。それに、看護業務に専念できれば、その分早く仕事が終わって、残業しなくて済みます。

注意点3:医療型療養病床か介護型療養病床かをチェック!

現在、療養病床は医療保険適用型と介護保険適用型の2種類があります。

介護型療養病床は、平成29年度末で廃止されて、老人保健施設などへ組み込まれることが決まっていますので、転職する前にその療養型病棟の病床は、医療型か介護型かを確認しておきましょう。

これも見落としがちな注意点です。

注意点4:残業時間をチェック!

最後に、残業時間も大切な注意点です。

療養型病棟は、基本的に残業時間が少ないところが多いのですが、「療養型病棟=残業少ない、残業ゼロ」と思い込んでしまうと、転職後に「実は残業が結構多かった!」ということになりかねません。

療養型病棟に転職を希望する場合でも、あらかじめ月平均で何時間くらい残業があるのかをきちんとチェックしておきましょう。

これらの項目をチェックしておくことが、療養型病棟への転職の成功へ向けての大きな一歩となります。でも、なかなかこういう細かいことって自分では調べられないんですよね。

そういう時は、転職サイトに登録して、担当コンサルタントに調べてもらうと良いですよ。転職サイトは無料で利用できますので、遠慮せずにどんどん利用しましょう。

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この記事を書いた人

看護師 rina

  • 取得資格:看護師、保健師
  • 出身:茨城県
  • 年齢:34歳
  • 看護師経験:大学病院、一般病院、介護老人保健施設、巡回健診、イベントナース
  • 経験がある診療科:救命救急センター、一般内科

看護大学を卒業後、都内の大学病院で5年間勤務。その後は、一般病院の療養型病院で2年間勤務しました。大学病院に勤務している時には、バイトで介護施設などでの勤務経験もあります。1児の母となった現在は、看護師ライターとして看護師の皆さんが、自分に合った働き方ができるように、転職やライフスタイルのアドバイスに関する記事を執筆しています。

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