看護師が消化器外科に転職|仕事の特徴やメリット・デメリット、向いている人、注意点

看護師が消化器外科に転職するなら、転職を成功させるための5つのことを知っておく必要があります。

看護師が消化器外科に転職するなら、消化器外科の仕事の特徴やメリット、デメリット、消化器外科に向いている人、消化器外科に転職する時の求人選びの注意点を知っておく必要があります。

この5つのことを知っておかないと、「消化器外科に転職しなければ良かった」と後悔する可能性がありますし、消化器外科の中でも希望とは違う職場に転職してしまうことがあるのです。

看護師が消化器外科に転職するなら、消化器外科の仕事の特徴を知りましょう

看護師が消化器外科に転職するなら、消化器外科の特徴を知りましょう

看護師が消化器外科に転職するなら、消化器外科の仕事の特徴を知っておきましょう。消化器外科にはどんな特徴があるのか知っていますか?

消化器外科の仕事の特徴その1、診療範囲は幅広い

消化器外科の仕事の特徴の1つ目は、診療範囲がとても広いことです。

消化器外科で治療をする臓器は食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肝臓、膵臓、胆嚢ととても幅が広くなっています。

脳神経外科は脳、心臓外科は心臓やその周囲の血管、呼吸器外科は肺の疾患のみを扱うことを考えると、消化器外科の診療範囲がとても幅広いことがわかると思います。

診療範囲が広ければ、消化器外科で働く看護師も幅広い知識が必要となります。

消化器外科の仕事の特徴その2、がんの患者さんが多い

消化器外科の患者さんはがんの患者さんが多いことも仕事の特徴の1つです。

食道がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、膵臓がんと、消化器のがんはとても多いので、消化器外科ではがん患者さんの割合が他の診療科に比べると多めになっています。

看護師が消化器外科に転職した場合のメリット3つ

看護師が消化器外科に転職した場合のメリット3つ

看護師が消化器外科に転職した場合、どんなメリットがあるのでしょうか?看護師が消化器外科で働くメリットは3つあります。

看護師の基礎が身につくのがメリット

消化器外科で看護師が働くメリットの1つ目は、看護師の基礎が身につくことです。

消化器外科は消化に関係する様々な臓器の疾患を治療しますので、看護師は幅広い知識を持つことができます。

もちろん、オペ前後の看護を経験できますし、処置もたくさんあります。消化器外科ではストーマ処置を行いますが、ストーマの処置はストーマだけでなくすべての皮膚の処置に応用できる知識・技術です。

そのため、消化器外科は看護師としての基礎を身につけるには、最適な診療科と言えるのです。

がん看護の経験ができるのがメリット

消化器外科に転職するメリットの2つ目は、がん看護の経験ができることです。消化器外科ではがんの患者さんが多いので、オペ前・オペ後の化学療法や放射線療法を行うことがあります。

そのため、一般的な看護師の基礎を身につけられるだけでなく、がん看護の経験を積むことができますので、看護師としてさらにレベルアップができるのです。

やりがいを感じるのもメリット

消化器外科ではがん患者さん以外の患者さんも、もちろん入院しています。例えば虫垂炎だったら、手術が終わればメキメキ回復して、すぐに退院することができますね。

特に、近年は合併症予防の観点からオペ後の早期離床が進められていますので、患者さんのオペ後の回復がとても速いんです。

消化器外科の看護師は、オペ後すぐに離床して退院するなど患者さんの回復を実感することができて、やりがいを感じることができるんです。

看護師が消化器外科に転職した場合のデメリット3つ

看護師が消化器外科に転職した場合のデメリット3つ

看護師が消化器外科に転職した場合のデメリットも知っておきましょう。デメリットをきちんと把握して、納得してから転職することとが、消化器外科への転職を成功させる秘訣なんです。

とにかく忙しいのがデメリット

看護師が消化器外科に転職するデメリットの1つ目は、とにかく忙しいことです。

消化器外科ではオペ出し・オペ迎えが頻繁にありますし、オペ後の全身管理や処置、急変対応、化学療法の看護、その他やるべきことがたくさんありますので、消化器外科はとにかく忙しいんです。

そのため、勤務時間中は座って記録をする余裕すらないこともありますし、残業することも多いんです。

亡くなる患者さんも多いのがデメリット

消化器外科に転職するデメリットの2つ目は、亡くなる患者さんが多いことです。

消化器外科ではがんの患者さんが多いので、どうしても治療の甲斐なく亡くなる患者さんが多いんです。

看護師として働く以上、亡くなる患者さんの看取りをするのも仕事の1つですが、亡くなる患者さんが多いと、どうしても精神的に落ち込んでしまいますよね。

患者さんの暴言・暴力に悩むこともあるのもデメリット

消化器外科に転職するデメリットの3つ目は、患者さんの暴言・暴力に悩むことがあることです。

消化器外科の患者さんは、思うように食事ができないことが多いんです。絶飲食の人もいますし、経管栄養やペースト食の人もいます。

食事は人間の3大欲求の1つですから、好きなものを食べられないのはストレスが溜まりますよね。

また、がん患者さんは自分がもうすぐ死ぬのではないかという恐怖と闘いながら入院しています。

「がん=死」ではないと頭では分かっていても、がんになった恐怖や不安は、私たち看護師にとって想像はできても実感はできないものですよね。また、がんの痛みやオペ後の痛み、化学療法の副作用でもイライラは募ります。

また、オペ後の早期離床は患者さんにとっては痛みとの闘いです。「なんでこんな痛い思いをしながら、歩かなくちゃいけないんだ。病人なんだから、ベッドで休ませろ!」と不満を持つ患者さんも多いんです。

このように消化器外科の患者さんは、様々な理由からストレスを溜めこみやすいので、そのストレスを時には暴言などの理不尽な形で看護師にぶつけてくることがあるのです。

さらに、消化器外科にはせん妄の患者さんも多いですが、せん妄の患者さんは暴言を吐いたり、ひっかく・殴るなどの暴力をふるってくることもあります。

消化器外科の仕事に向いている看護師はどんなタイプ?

看護師が消化器外科に転職するなら、消化器外科に向いている人を知りましょう

看護師が消化器外科に転職するなら、消化器外科の仕事に向いている人を知りましょう。どんな看護師さんが消化器外科の仕事に向いているのでしょうか?

消化器外科の仕事に向いている人=看護師としてスキルアップしたい

消化器外科の仕事に向いている人は、看護師としてスキルアップしたいと思っている向上心がある看護師さんです。

消化器外科は看護師としての基礎を築けるだけでなく、がん看護という専門性を身につけることができます。

ただ、その分忙しく、勉強しなければいけないこともたくさんありますので、向上心がないと、なかなかついていけないこともあるんです。

そのため、消化器外科はスキルアップしたいという向上心を持った看護師さんが向いているのです。

消化器外科の仕事に向いている人=患者さんの気持ちに寄り添える人

消化器外科の仕事に向いている人の2つ目のタイプは、患者さんの気持ちに寄り添える人ですね。

がん患者さんの不安や恐怖は、私たち看護師は100%正確には理解することはできません。私たちはがんではないのですから。

でも、正確に理解できなくても、想像することはできます。患者さんの気持ちを想像し、どんな看護が必要なのかを考え、患者さんに寄り添えば患者さんの気持ちを正確に理解できなくても、良い看護をすることはできます。

逆に考えると、消化器外科では患者さんに寄り添わないと良い看護はできません。

また、患者さんにとっても「あなたの気持ちはわかりますよ」という知ったかぶりの看護師よりも、寄り添って話を聞いてくれたり、患者さんの気持ちをわかろうと努力する看護師のほうがありがたいですよね。

そのため、消化器外科の看護師は患者さんに寄り添える人、そのために努力できる人が向いていると言えるでしょう。

看護師が消化器外科に転職する際の、求人選びの注意点

看護師が消化器外科に転職するなら、転職に失敗しないための求人選びのポイント

看護師が消化器に転職するなら、どんなことに注意して求人を選べば良いのでしょうか?主な注意点を4つ挙げてみました。

注意点その1、どんな疾患の患者さんが多いのか

まずは最初の注意点です。看護師が消化器外科に転職するなら、どんな疾患の患者さんが多いのかを確認して、消化器外科を選ぶようにしましょう。消化器外科の診療範囲は、とても広いですよね。

消化器外科と言っても、食道や胃の疾患を得意としていたり、大腸疾患を得意としていたり、肝臓疾患を得意としていたりと、病院によって得意分野が違う場合があるんです。

また、がん患者さんの割合も病院によって変わりますので、あなたがどんな疾患に興味を持っているかを明確にし、その疾患の患者さんが多い消化器外科を選ぶと良いでしょう。

注意点その2、年間の手術件数

看護師が消化器外科に転職するなら、年間の手術件数もチェックしておきたい注意点です。

手術件数が多ければ、それだけ様々な症例を看ることができ、スキルアップしていくことができるでしょう。でも、その分忙しくなることは覚悟して下さい。

手術件数が少なければそこまで忙しくないものの、手術件数が多い消化器外科よりもスキルアップの機会は少なめになります。

注意点その3、残業時間

看護師が消化器外科に転職するなら、残業時間もチェックしておきたい注意点ですね。消化器外科は忙しいですが、だからと言って毎日毎日何時間も残業があるのは嫌ですよね。

業務整理をしている消化器外科は、勤務時間中は忙しくても、残業をできるだけ少なくするための努力をしていますので、残業がゼロとは言いませんが、そこまで多くないところもあるんです。

そのため、消化器外科に転職するなら、月平均の残業時間を調べてから転職するようにしましょう。

そうしないと、「日勤の日は消灯まで残業。夜勤の日は昼過ぎまで残業が当たり前」のような消化器外科で働く羽目になるかもしれませんよ!

注意点その4、キャリアアップしやすいかどうか

最後の注意点は、将来性についてです。看護師が消化器外科に転職するなら、キャリアアップしやすい環境かどうかを知りましょう。

消化器外科はスキルアップしやすい職場です。「スキルアップしたい!できれば、資格を取りたい!」と思っている向上心のある看護師さんも多いのではないでしょうか?

そういう看護師さんは、キャリアアップを支援してくれる消化器外科を選びましょう。

消化器外科はがん看護専門看護師やがん化学療法看護認定看護師、がん性疼痛看護認定看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師などの資格を活かせる職場です。

また、専門看護師や認定看護師だけでなく、NST専門療法士の資格も役に立つでしょう。

そのようなキャリアアップを支援してくれるのか、またキャリアアップをしたら給料に反映してくれるのかを調べてから消化器外科を選ぶと、転職後のモチベーションアップにつながりますよ。

まとめ

まとめ

消化器外科の仕事の特徴やメリット、デメリット、消化器外科に向いている人、消化器外科に転職する時の求人選びの注意点をご紹介しましたが、いかがでしたか?

これらのことを知っておけば、消化器外科への転職を成功させることができるでしょう。

今消化器外科で働いていて、転職を考えているという看護師さんは、転職先を選ぶポイントをまとめた記事がありますので、そちらを参考にしてくださいね。

消化器外科へ転職するなら、どんな疾患が多いのかや年間の手術件数、残業時間、キャリアアップしやすいかを調べる必要がありますが、これらのことって自分ではなかなか調べることができませんよね。

そういう場合は、看護師転職サイトを使うと良いですよ。看護師転職サイトなら、担当者があなたに代わってこれらのことを調べてくれますので、安心して転職することができます。

さらに、病院側と配属交渉をしてくれますので、「消化器外科を希望したのに循環器内科に配属になった!」などの失敗がなく、確実に消化器外科に配属してもらえるんです!

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この記事を書いた人

看護師 rina

  • 取得資格:看護師、保健師
  • 出身:茨城県
  • 年齢:34歳
  • 看護師経験:大学病院、一般病院、介護老人保健施設、巡回健診、イベントナース
  • 経験がある診療科:救命救急センター、一般内科

看護大学を卒業後、都内の大学病院で5年間勤務。その後は、一般病院の療養型病院で2年間勤務しました。大学病院に勤務している時には、バイトで介護施設などでの勤務経験もあります。1児の母となった現在は、看護師ライターとして看護師の皆さんが、自分に合った働き方ができるように、転職やライフスタイルのアドバイスに関する記事を執筆しています。

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