新人看護師の初任給は高い!?どこで働けば高い給料を貰えるの?

どこで働けば高い給料を貰えるの?

新人看護師の初任給はどのくらいか知っていますか?看護師の給料は高いと言われているから、初任給も期待できるはず!と思っているかもしれません。

でも、新人看護師の初任給は決して高くはありません。新人看護師の初任給と初任給が高い職場、初任給が低い時の対策をまとめています。

新人看護師の初任給が高いなんて嘘なんです!

新人看護師の初任給はどのくらいか知っていますか?世間一般では、「看護師の高給取り!」と言われていますので、初任給もさぞかし高いはずと思っているかもしれません。

でも、それは大きな誤解です。新人看護師の初任給は、そんなに高くありません。一般OLと同じ程度です。

では、看護協会の「2013年 病院における看護職員需給状況調査」での新人看護師の平均を見ていきましょう。

  • 高卒+3年課程卒=26万2074円(基本給19万7689円)
  • 大卒=27万201円(基本給20万4683円)

助産師の初任給のデータはありませんが、大卒看護師と同じか、それよりもやや高めにしている病院が多いですね。

この給料データは、新人看護師の月収ですので、厳密に言うと初任給ではありません。初任給は、これよりも低くなります。なぜなら、初任給には夜勤手当や時間外手当はほぼつかないからです。

高卒+3年課程卒の26万2074円、大卒の27万201円は税込の給与総額です。つまり、夜勤手当や時間外手当が含まれています。

新人看護師の初任給はいつもらえるのか?それは4月25日か30日など4月の下旬に支給されることが多いですよね。

新人看護師で4月から夜勤にバリバリ入って、残業もたくさんするというケースはほとんどありません。4月はまだ日勤のみで、残業もほぼないというところが多いと思います。

ということは、夜勤手当や時間外手当はほとんどつかず、基本給とほぼ同じ程度の給料しかもらえないことになります。つまり、20万円前後ですね。

だから、新人看護師の初任給は決して高くはありません。むしろ、「こんなに大変なのに、これしかもらえないの?」とガッカリすることが多いんです。

新人看護師の初任給が特に高い職場は、私立大学病院!

新人看護師の初任給が高い職場は、ずばり私立大学病院です。

先ほどの日本看護協会の「2013年 病院における看護職員需給状況調査」での設置主体別の新人看護師の給料は、私立学校法人(私立大学病院)が一番高いという結果が出ています。

では、ここで「2013年 病院における看護職員需給状況調査」をもとに設置主体別の新人看護師の給料が高い職場ランキングをご紹介します。初任給は基本給に近いので、高卒+3年の基本給を基準にしています。

第1位 私立学校法人(私立大学病院)

  • 高卒+3年課程卒=27万9690円(基本給20万7316円)
  • 大卒=28万7999円(基本給21万4749円)

第2位 社会保険関係団体(全国社会保険協同連合会、厚生年金事業振興団等)

  • 高卒+3年課程卒=26万5277円(基本給20万1679円)
  • 大卒=27万4984円(基本給21万1645円)

第3位 公的医療機関(日本赤十字社や済生会等)

  • 高卒+3年課程卒=25万7672円(基本給20万821円)
  • 大卒=26万6613円(基本給20万7710円)

第4位 その他(会社、社会福祉法人)

  • 高卒+3年課程卒=26万3041円(基本給19万9157円)
  • 大卒=27万105円(基本給20万4860円)

第5位 公益法人(公益社団法人、公益財団法人)

  • 高卒+3年課程卒=26万4984円(基本給19万8761円)
  • 大卒=27万3363円(基本給20万4874円)

第6位 公立(都道府県・市町村立、地方独立行政法人等)

  • 高卒+3年課程卒=25万8481円(基本給19万7666円)
  • 大卒=26万7422円(基本給20万5910円)

第7位 医療法人・個人

  • 高卒+3年課程卒=26万2595円(基本給19万6863円)
  • 大卒=27万137円(基本給20万3182円)

第8位 国立(国立病院機構や国立大学法人等)

  • 高卒+3年課程卒=26万184円(基本給19万3894円)
  • 大卒=27万1250円(基本給20万3398円)

この新人看護師の給料ランキングを見て、驚いた人も多いのではないでしょうか?そうです。給料が高いと言われている公務員看護師の給料が低いことです。

公立病院や国家公務員の給料に準ずる国立病院機構の新人看護師の給料は、決して高くはありません。むしろ、低いほうです。

ただ、公務員看護師は初任給は低くても、そこからの昇給率が高いので、長く働けば働くほど、給料が高くなります。

それでも、やはり私立大学病院が新人看護師の初任給も、10年勤続の給料も高いので、少しでも給料が高いところで働きたいなら、私立大学病院を選ぶと良いでしょう。

新人看護師は初任給が低いなら、今のうちに高い職場に転職してみては?

新人看護師は初任給が平均よりも低くてガッカリしているなら、今のうちに給料が高い職場に転職するのも良いと思います。

公務員以外で初任給が低い場合、今後働いても給料が大幅に上がる可能性は非常に低いので、ずっと給料は低いままになります。

給料が高い職場と給料が低い職場で、それぞれ10年働いたら、どれだけの差が出るでしょう?たとえ、毎月の基本給の差が1万円だとしても、1年で12万円、10年で120万円の差になります。

10年で120万円。とても大きな差ですよね。

しかも、これは月給だけの差になります。もし、給料が高い職場と低い職場、それぞれボーナスが同じ3ヶ月分と仮定すると、ボーナスは基本給をベースにしているので、1万円の給料差は年間3万円、10年間で30万円の差を生むことになるのです。

だから、少しでも損を減らすためには、今のうちに転職してしまったほうが良いのです。

新人看護師が初任給が低いから転職するなら、やはり先ほど言ったように私立大学病院がおすすめです。私立大学病院は初任給も高めで、昇給率も高めです。

また、長く勤められる自信があるなら、昇給率が高い国立や公立の病院も良いでしょう。

初任給にガッカリして転職する人は、ボーナスにこだわるのも忘れないでください。ボーナスは1年目の年収にはそれほど関係ないので、うっかり忘れがちになりますが、2年目以降の年収には大きく響いてくるものです。

1年目は夏のボーナスがないので、そこまで気にしないことがあると思います。でも、2年目以降は夏も冬も支給されます。

基本給が20万円だとすると、ボーナスが2ヶ月分だと40万円。5ヶ月分だと100万円になります。だから、新人看護師が給料目的で転職するなら、ボーナスも気にするようにしましょう。

先ほどからおすすめしている私立大学病院はボーナスが5ヶ月分以上出るところが多いですし、国立・公立の病院は4ヶ月分前後出ますので、そういう意味でも、私立大学病院や国立・公立の病院はおすすめなのです。

新人看護師は初任給が低くて転職するなら、働きやすさも重視して

新人看護師は初任給が低いから、転職する場合、給料だけを考えると私立大学病院や国立・公立病院への転職をおすすめします。

でも、給料だけを考えて転職すると、たとえ給料が高くても、転職後に後悔する可能性があることを知っておきましょう。

私立大学病院や国立・公立病院は確かに給料は高めです。でも、高度な医療を行っていて、とても忙しく、残業ばかりのことが多いのです。そのせいで、人間関係が殺伐としているところも珍しくありません。

そのような職場に新人看護師が給料目当てで転職すると、仕事についていけず、心身ともに消耗して、転職を後悔する可能性が高いです。

それなら、給料はずば抜けて高いわけではなく、平均より少し高め程度だけど、人間関係が穏やかで、残業が少なめの200床くらいの中規模病院の方が合っている新人看護師もいると思います。

それに、中規模病院の中には、ボーナスが大規模病院並みかそれ以上のところもあるんです。

とにかく給料アップを狙って大規模病院に転職するか、給料はそこそこに良くて、働きやすい中規模病院に転職するかはあなたの価値観次第です。

ただ、給料だけがすべてではないことは知っておいてください。

まとめ

新人看護師の初任給の平均や初任給が高い職場、初任給が低い時の対策をまとめましたが、いかがでしたか?

新人看護師の初任給は、期待するとガッカリしてしまいますので、それほど期待しないようにしましょう。でも、あまりにも低い時には、新人看護師のうちに給料が高い病院に転職することを考えても良いと思います。

また、給料はそこそこ高くて働きやすい病院への転職も視野に入れておきましょう。

転職を考えている新人看護師は、転職サイトを使うと良いですよ。

転職サイトでは私立大学病院や国立病院機構の求人を扱っています。また、それ以外でも給料が高く、さらに昇給率が良い職場の求人を担当コンサルタントがピックアップしてくれるのです。

特に、給料はそこそこ高くて働きやすい病院への転職を考えている人は、中規模の病院を中心に求人を探すことになりますが、中規模病院はホワイトな職場がある一方で、ブラックな職場も珍しくありません。

ブラックな中規模病院に引っかからないためにも、病院内部の情報を持っているコンサルタントに相談しながら、求人探しをすべきなのです。

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この記事を書いた人

看護師 rina

  • 取得資格:看護師、保健師
  • 出身:茨城県
  • 年齢:34歳
  • 看護師経験:大学病院、一般病院、介護老人保健施設、巡回健診、イベントナース
  • 経験がある診療科:救命救急センター、一般内科

看護大学を卒業後、都内の大学病院で5年間勤務。その後は、一般病院の療養型病院で2年間勤務しました。大学病院に勤務している時には、バイトで介護施設などでの勤務経験もあります。1児の母となった現在は、看護師ライターとして看護師の皆さんが、自分に合った働き方ができるように、転職やライフスタイルのアドバイスに関する記事を執筆しています。

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